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Makkyのあしたっていまさ!

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てきとーにまったり。主にSTGや東方を中心としたゲーム系雑記だよ。

雅な時間 Vol.3 (第3話「幻想郷」)

-雅と私、レトロスペクティブな時間- 第3回

こんばんわ、安井邦彦です(違)。
雅な時間も三回目。三日坊主にならんよう、今後とも三度目の正直で続けていきたいと思います。
初見の方、詳細を知りたい方はコチラへどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733/

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レトロスペクティブ東方-雅-
 第3話「幻想郷」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19595591

※動画のネタバレを多大に含みます。
下記をお読みになる前に是非動画をご鑑賞ください。




あらすじ
前回の食事シーン、そのあとのお話。今回のタイトル画面導入ではタイミングをわざと遅らせて表示させることで、ほどよく起承転結を描いているあたりに、まだ3話でありながらマンネリ化にさせないようにする各話の創意工夫に作者の心使いが感じられる。前回まで微笑ましい食事シーンから、金銭でなく信仰に価値を見出すしっかりした巫女さんだった霊夢とのやりとりから一変、いきなり史規の迷子シーンからなのだから。まさに「どうしてこうなった」

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なにやら霊夢と共に人里へ赴く途中にうっかりはぐれてしまったようだ。それと同時に前回での薪割りの意味がここで明かされる。どうやら人里に売りに出すことができるらしく、家事に使うだけでなく生活費にもなる一石二鳥の仕事だったらしい。そういえば前回での霊夢の台詞に「博麗の神様にお賽銭でお返しが出来ない私は仕事で精を出す位しか出来ない」といっていたことから、ゲームでは異変解決くらいしか働いている霊夢を見たことがないが、普段何もない日常ではこういうことをやっていたという作者なりの解釈に基づくアイデアなのだろう。もちろん巫女として神社の経営そのものが彼女の仕事であることは当然なのだが。霊夢の好物には凄く関心があります(意味深)

人里と博麗神社との間はかなりあるらしく、日没が訪れる前には着けるという発言から数時間はかかるのだろう。さらに道中は森を抜けなければならないことや、霊夢自身が前もって御札や陰陽玉を史規に持たせているあたり、それなりに「危険」な行為であることを示唆していた。このへんを逆に考えると、お賽銭に拘っていた霊夢の行動も多少頷ける。そもそも参拝しにくる人が皆無なのだ。人が来ないというよりも来れないが正解か。博麗神社はそれだけ離れにあり、原作でもどちらかといえば人よりも妖怪が多く集う場所だけに、普通の人からには遠慮したい場所・・・そういうことだろう。ましてやありったけの薪を背負った状態で未知の道を歩くとなると、その険しさは想像以上だ。霊夢とはぐれてしまうのも仕方ない。せめて声かけあえばいいのに。

すっかり途方に暮れてしまった史規に突如として最初の脅威がやってくる。辺り一面、気が付けば凍てつく寒さ、そして場違いな氷の塊。KOF2000にあったクーラ戦のような背景に染まったことだろう。現れたのは氷の妖精チルノ。本当にあまりの急展開に思考停止に戸惑う史規。会話の成立しない一方的な会話に流されるまま、氷の刃に視界を封じられる・・・そんな危機一髪のところで霊夢が駆けつけ、九死を脱するのであった。つくづく史規はラッキーである。いや不幸中の幸いを何度も潜り抜けたというべきか。悪運は強いらしい。予め用意していた御札が早速役に立った瞬間である。なかったらと思うと・・・。

チルノこわいでしょう・・・
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さて、ここのチルノとの会話で気になることが告げられる。
 「巫女は外来人を帰す」
 「ノリをやっつければあたいの勝ち」


重要なのは霊夢に勝つことが勝ちではなく、外来人を倒せば勝ちということ。これはどういうことなのだろうか。この勝ち負けのやりとり、そういえば私が1話で考察したアリスのあのセリフに直結するのではないだろうか。外来人を倒すということは、つまり言い換えると帰すことを阻止するということ。その逆が負けるということであれば、外来人を帰すのに成功するということ。霊夢にたいして「敵」として現れたというのは、そういう意図が含まれていたのではないか。チルノでさえ巫女がその役割を果たすと認識していることからもこの作品での幻想郷でのルールが少しずつだが見えてきたような気がする。

チルノと霊夢との戦闘に驚きと動揺を隠せない史規はいよいよもってひとつの核心を得る。ここは日本であって日本でない全く別の世界であると。そこに拍車をかけるかのごとく霊夢の口から告げられた「幻想郷」という言葉。なるほど、タイトルの意味を動画の最後のセリフで締めたあたりはやはり上手い。
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キャラクター
OPでは登場しなかったチルノが緊急参戦。今後、どのように物語に関与してくるのか注目だ。

チルノ
妖精というだけあり、史規の腰くらいまでの伸長で凄く小さい。いたずら好きという設定もあってか、どこか憎たらしい悪ガキのような顔つきだが、幼ない外見とのギャップが逆に可愛らしい(守りたいドヤ顔)。物事の覚えが悪いのか、いちいち他人の名前を覚えようとせず、問答無用で史規のことを「ノリ」と呼び捨てた。
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博麗霊夢
この物語のオリジナル設定として「外来人を帰す」役割を持つことが明かされる。そのためには史規の安否を見守ることが大前提となるため、チルノのような脅威においても迅速に察知し、それを退けた。危険な目にあった史規を一喝するために金的という酷い仕打ちに出たが、それも彼女なりに史規を心配していたからこそといえる。


史規
「やらいでか」発言からして江戸っ子気質か。意固地な性格の持ち主でありながら、後先考えず無鉄砲な行動に出る様をみて霊夢からはしばしば「ばかちん」と呼ばれるハメに。


閑話休題。
ところで、この作品のコミュニティに加入された方はいるだろうか。ここでしか鑑賞することのできない専用の動画や、作者自らによる生放送などを公開しているので興味のある方は是非。前回で時間軸について触れたが、どうやら緋想天直前くらいの時期らしく、守矢一向はまだ幻想郷に引っ越してくる前であることが作者の口から告げられた。っとなれば風神録以降のキャラクターの期待は薄いが、今回のチルノ登場も加味して、そのほかの花映束以前のキャラクター登場に期待できる。今後はコミュ限定動画の内容も「雅な時間」にて紹介していこうと思う。
http://com.nicovideo.jp/community/co1206396

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ラジオ第3回では、チルノの史規にたいしての「ノリ」発言について語られていた。ノリというのは単純に愛称でそう呼んだわけではなく、「史 規(フミ ノリ)」がフルネームだと思い、フミを姓、ノリが名だと勝手に解釈したからだということが判明。チルノなりに真剣だったというわけである(笑)
そういやノリの苗字はまだ物語上で告げられていないことに気付く。霊夢はノリのことを名前で呼んでるけれども、対してノリ自身は霊夢のことを「博麗」と呼んでることになんだか違和感。何か意味があるのだろうか?


次回、第4話「宣告」。
七色の魔女から仕向けられた宣戦布告とは。




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by makky_cys | 2012-12-19 00:47 | レトスペ雅