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Makkyのあしたっていまさ!

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てきとーにまったり。主にSTGや東方を中心としたゲーム系雑記だよ。

雅な時間 Vol.5 (第5話「約束」)

-雅と私、レトロスペクティブな時間- 第5回

Makkyです。2013年一発目の雅な時間。レトロスペクティブに浸りましょう。
初見の方、詳細を知りたい方はコチラへどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733/

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レトロスペクティブ東方-雅-
 第5話「約束」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm19711535

※動画のネタバレを多大に含みます。
下記をお読みになる前に是非動画をご鑑賞ください。




真夜中の博麗神社。話をほんの少し遡り、霊夢の回想シーンよりはじまる。自然の音のみが鳴り響く静寂な一室での会話。話しているのは楽園の巫女と、その楽園の閻魔---。
 四季映姫(しきえいき)・ヤマザナドゥ
ここにきてまた一人、大物の登場だ。話の概要は今回の一件に対する霊夢への忠告。外来人(=史規)が幻想入りしたことにどう関わり合うかを確認している、といったところだろうか。前回のアリス同様に映姫もこの件(くだん)を「異変」と指している。幻想入り自体がそれほどに大きな異変なのだろうか・・・。後ほど検証。

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中立という立場であることを名言しておきながら、キッパリと霊夢に揺さぶりをかけにくる映姫。啖呵をきる霊夢にも若干の迷いはあるようだが・・・。
夜が明け、朝を迎えると霊夢の目に普段と違った光景が映りこむ。立ち込める良い匂いと共に現れたのは、なんと史規の手料理。まるで家主自身が客人のようにノリノリで振舞われることに釈然としない霊夢であったが、史規のその誠意には負けたのだろう。なんだかんだで他人の親切を無下にはできない霊夢の優しさも含めてとはいえ、とことんお人よしである。

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それにしても史規のスペックには驚かされる。この驚きは小傘も見習うべき。幻想入りする前までは独り暮らしをしているとはいえ、この数日間で天然素材を自力で調達し、ガス電気水道などとは無縁のような幻想郷において調理を一人でこなし、それでいて霊夢に気付かれないように仕込んでおいたとは。ただ料理が出来るだけではなく、そういった知識も兼ね揃えているようだ。オリーブオイルさえあればいいどこぞのイケメンとは違う!

さてここで今回のタイトルである「約束」に着目。これには色んな約束が収束されているようだ。まずは、史規の霊夢への約束。3話において「薪を売って美味しいものを食べさせる」ということに形は違えど、実現に向けて行動に移し、それに報いた史規。一見するとただの意固地のようだが、口先だけで終わらせない史規の姿勢には、満更でもなく霊夢も小さな信頼を見出しているかのようだ。有言実行。出会ってまだ数日と経たない二人において、最もシンプルに信念を示す行動の現れといったところだろう。
一方、霊夢の史規へ向けた言葉「帰りたくなったら言って」。その言葉に虚偽はなく、帰りたいという意志さえしっかり保つことができれば本当に帰ることができる、しかし、それには帰らせるために最後まで付き合うという意味はない。そんな意図が含まれていた。幻想入りしたてだった頃に聞いた同じ言葉は史規にとってはただの安堵に過ぎないものであったが、すでにチルノの襲撃や、アリスの罠によって、この全く異なる世界から帰るということは、言い換えれば脱出に近い意味となり、遠い田舎から都会へ帰るようなものではなくなった・・・。非常に困難なことであることを史規自身が痛感した上で改めてこの言葉の持つ意味は大きく変わってくるのだ。その再確認を踏まえ、霊夢は今一度史規の真意を問いただす。

日常においてのスペックは高かったかもしれないが、弾幕も撃てず、空も飛べず、なんの特殊能力をもたないただのしがない一般人が妖々跋扈する幻想郷を抜けるということは、冷静に考えれば無理無茶無力。しかし・・・無駄ではない。史規は霊夢の言葉を信じて疑わなかったからこそ、それでも帰るという選択肢を貫くことができたのだ。「自身が帰ってみせる」ことで、霊夢との約束をまさに有言実行しようという決意と覚悟の表れ。史規の描写こそ作中では映っていないが、そう感じ取れるこのやり取りは本当にかっこいい。

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幻想抜けをするためには、白玉楼の向こう側へ行く必要があることを霊夢の口から告げられる。その目的地のために必要な約束が新たに二つ。

「絶対に帰るんだっていう気持ちを最後まで持つ」
「危なくなったら霊夢を助ける」

史規への忠告も含み、少なからず彼ならこれを守ってくれると霊夢なりの信頼もあっての通達だったであろう。これまでに帰りたいと思う人は少なく、霊夢にとっても初めて会ったタイプだった。異変の解決を定めとする博麗の巫女にとって、今回もやはり異変。史規の覚悟を胸に霊夢もまた心に信念に誓う。「責任を持って帰す」と。

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この回にはもうひとつ、約束が込められている。そう、アリスとチルノの交わした約束だ。彼女達にはそれぞれのまだ見えぬ意図があって霊夢らと敵対することを選んだわけだが、その目的達成のためには互いが互いに必要不可欠。一人ではR(霊夢)に勝てない、二人ならR(霊夢)勝てる。そんなデスノート的なアレ。しかしながら、この二人に霊夢と史規と同様の信頼関係があるのかどうかは・・・今後の展開のみぞ知る。

謹賀新年の挨拶として、作者様から初詣霊夢さんをいただきました!
こんな艶やかな霊夢と一緒にいられるならぼくぁ・・・もう・・・もう・・・!
こちらこそ、今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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次回は6話「夢想封印」
これより「幻想抜け」がはじまる---。




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by makky_cys | 2013-01-04 16:57 | レトスペ雅 | Comments(0)