ブログトップ

Makkyのあしたっていまさ!

cysmakky.exblog.jp

てきとーにまったり。主にSTGや東方を中心としたゲーム系雑記だよ。

雅な時間 まとめ② (1~10話 補足) 前半

-雅と私、レトロスペクティブな時間- まとめ考察②前半(1~10話)

Makkyです。前回のまとめ考察①に引き続き、まとめ考察② 前半です。
初見の方、詳細を知りたい方はコチラへどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733/

d0284766_324133.jpg


未見の方は是非一度、1話からご鑑賞ください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19490699



レトスペ雅もついに1部完結。次回から2部となる紅魔館編がはじまります。2部に突入する前に新たに加わった謎、キャラクターをはじめ、まとめ①で補完できなかった部分の補足を踏まえて、あれやこれやと語っていきたいと思います。今回はだいぶ長くなってしまったため、前半・後半に分けております。この記事は前半にあたります。

ネタバレにご注意ください



1.スペルカード(Spell Card)
主に幻想郷内での揉め事や紛争を解決するための手段とされており、人間と妖怪が対等に戦う場合や、強い妖怪同士が戦う場合に、必要以上に力を出さないようにする為の決闘ルールの総称。作中でも、はじめて史規と邂逅したチルノが「決闘」と口にしていたので、これのことを指していたのだと読み取れる(3話より)。実際は史規にスペルカードは一切持ち合わせていなかったわけだが。
対決の際には自分の得意技を記したスペルカードを一定枚数所持しておくことを常としており、すべての攻撃が相手に攻略された場合は素直に負けを認めることをルールとする。また、カード使用の際には必ずカード宣言を行わなければならないため、不意打ちによる攻撃は出来ないとされる。9話において、このカード宣言がほぼ同時に発生した際、互いに譲れない状況になったのはその所以。あのカード同士が接触するほどの至近距離であれば、もはやカードを宣言した者勝ちは明白なのである(零距離での発動を避けきるという攻略はまず困難であるため)。
通称「スペカ」。作中ではこれとは別に「ボム」に属すスペカが個別に存在し、この場合に限りカード宣言は一切必要としないが、その代わりに使うための代償と使用条件&回数に制限が課せられる(7話より)。
原作では遊びのように「弾幕ごっこ」とも称されるが、当たれば物凄く痛いし、場合によっては普通に死ぬ。そのため回避を最優先するのは至極当然のことであり、同時にスペカ攻略(=勝つための布石)にも直接的に関わってくる(8話より)。今作ではそれがさらに外来人(=一般人)の視点から描かれているため、その威力は笑い事では済まされないほどの脅威と鬼畜さを象る。「美しくも残酷」とは幻想郷そのものだけでなく、その住人達の彩るスペルカードによる弾幕合戦のことを比喩した表現でもあるのではなかろうか。

以下では第1部で使用されたスペルカードを一覧にしてご紹介。

雪符「ダイアモンドブリザード」
 使用者:チルノ(3話)
 分類:スペカ(弾幕:氷)

まるで雹のような雪の塊と、氷柱(つらら)を模したような2種類の結晶により形成され、それぞれが四方八方へ飛散するタイプのオーソドックスな弾幕。スペカとしての難易度は低レベルのものとされるため、霊夢にあっけなく攻略されてしまう。ダイアモンドダストとブリザードの名が体を表すように、発動されると周囲の空気もそれだけ冷たいものへと変化させるのも特徴。一般人においてはこれだけでも脅威だ。
d0284766_23111429.jpg



霊符「夢想封印」
 使用者:博麗霊夢(6話)
 分類:ボム(弾幕:光)

むそうふういん。霊夢の十八番(おはこ)で、赤、青、緑に輝く光の玉を目標にありったけぶち込むホーミング式の弾幕。主に妖怪退治のときに有無を言わさず使われるが、人間相手でもわりと容赦しない。異変解決にはある種必要不可欠なスペカ。史規に迫った危機を緊急回避するためにボムとして発動。ボム効果により瞬時に発生し、周囲の脅威を根こそぎ無に帰したが、その代償に史規の精神力をものごっつい奪うこととなった。
d0284766_0464586.jpg


戦符「リトルレギオン」
 使用者:アリス・マーガトロイド(7話)
 分類:スペカ(物理:斬)

レギオンとは「多くにして一つなるもの」という、軍勢を意味する。直訳すると小さな軍勢。アリスの使役する西洋人形数体が群れを成し、それぞれが持つ刃物を振り回す。さらに1つのサークルを描きつつ展開するため、まるで大きな歯車が荒んで迫ってくるようにみえるスペカ。弾幕というよりも完全に物理攻撃である。見た目も非常に危なっかしい。人形は破壊できるが、霊夢に吹き飛ばされた人形はチルノのソードフリーザーの摩擦衝突により、さらに跳ね返ってベーゴマのように加速したため、単体での発動以上の威力を発揮した。
d0284766_0551230.jpg


氷符「ソードフリーザー」
 使用者:チルノ(7話)
 分類:スペカ(物理:氷、斬)

氷でできた刃をチルノ自らが振り回し、独楽のように回転するスペカ。回転曲舞。やはり弾幕ではない。ほぼ同時に発動されたアリスのリトルレギオンと干渉することで、新たな脅威を生み出すことになった。原作ではただでさえ小さいチルノの身体がさらに小さく見えるほどのビッグサーベルを示源流よろしく縦に振り回すのに対し、今作では2本の氷刃(ひょうじん)を両手に持ち横回転させたことで、その攻撃の範囲を大幅に広めることに成功。チルノ自身は図らずも、ここまでアリスのブレインによる計算だったに違いない。
d0284766_0461068.jpg


神霊「夢想封印 瞬」
 使用者:博麗霊夢(9話)
 分類:スペカ(弾幕・札)

むそうふういんしゅん。「瞬」という名のとおり、瞬く間にありったけの札と霊撃を標的にぶち込む弾幕。さらに霊夢自身も高速移動をしているため、攻略は容易ではない。実は弾幕のほとんどがいわゆる自機狙い(=自分がいる場所に集中して放たれるため、その場所から移動すれば誘導して避けることが可能)なので、経験を積んでいるアリスにとってみればこの技を見切ることは造作も無いことであった。それでも霊夢本体に接近し、懐にまで突入するというのは並大抵のことではないけども。史規からしてみれば「なんで避けられるんだ」と呆気に取られたに違いないが、このへんは「イージーをクリアできないプレイヤーがルナティック攻略プレイをみているかのよう」な比喩。東方の原点がSTGであることの着眼点による表現だといえよう。
d0284766_23122410.jpg



魔操「リターンイナニメトネス」
 使用者:アリス・マーガトロイド(9話)
 分類:スペカ(物理:爆破)

手持ちの上海人形をぶん投げて大爆発を起こすスペカ。作中では霊夢とのスペカ鍔迫り合いを生じるほどの至近距離で発動しようと試みるも、競り負けて不発に終わっている。しかしながら技の性質上、至近距離での発動が果たして有効なものだったかというと少々の疑問が残る。賢明なアリスがあの土壇場でそのようなスペカ選択ミスをするだろうか?
 ---答えは否。確かに本来の弾幕ごっこであればアリスはこれを発動しなかったであろう。しかし、今回に限って状況は違っていた。それは「上海人形がそのときどこにあったのか」による。そう、上海人形は史規の腕の中にあったのだから。アリスは事あるごとに霊夢への揺さぶりとして「まだ外来人を庇うのか」と、躊躇わず史規への攻撃を仕掛けてきただけあり、外来人がどうなってしまおうと構わない。この点においては本気であった。史規の危険は即ち霊夢にとっても大きなダメージを生むということをすでに悟っていたアリスは、あの刹那の瞬間で直接的な標的を霊夢から史規へと切り替え、そのうえでこのスペカを選択し、さらに宣言を後発にして上回ったと思うと、とてつもない反応速度であったことが伺える。キレものアリス。
このスペカを選択することでもうひとつメリットが生まれていたことにも着目。それは「宣言さえしてしまえば先に相手にスペカ発動されていても効果が発動する」という性質にあたる。最悪、相打ち狙いということだ。元々霊夢への勝利に拘っていたアリスの本気と覚悟はこの点からも読み取れるのではなかろうか。それゆえ、宣言を挫かれたときの表情には様々な想いが交差していたに違いない。
d0284766_23172016.jpg

原作(永夜抄)でもラストスペルとして存在するこのスペカ、まさに1部ラストに相応しいものであったと今にして思える。

神技「八方鬼縛陣」
 使用者:博麗霊夢(9話)
 分類:スペカ(弾幕:光)

はっぽうきばくじん。八角形に形成された陣の中で、まるで結界のように天高く昇る光の壁を発生させるスペカ。技の性質上、あの至近距離で発動させたのは当然といえる。半ばカウンター気味に全段モロに喰らったため、アリスにとっては一溜まりもなかったはず。それでもなお勝負を諦めなかった精神は、「帰す側」に一矢報いることに成功した。アリスの執念畏るべし。
d0284766_23195350.jpg

第2部以降ではキャラクターもかなり増えるようだし、個性豊かなスペルカードも続々と登場することとなるだろう。そして残された2つのボムとは。その辺も含めて期待。


2.永遠亭(えいえんてい)
射命丸の発言から(10話より)。迷いの竹林にひっそりと建つ。ご存知「竹取物語」で有名な、かぐや姫である蓬莱山輝夜(ほうらいさん かぐや)、月人の八意永琳(やごころ えいりん)、月の兎、鈴仙・優曇華院・イナバ(れいせん うどんげいん いなば)らが住む。元々迷いの竹林は因幡の素菟(いなばのしろうさぎ)であるてゐが管理しており、不老不死となった輝夜と永琳が、月から逃れ地上で隠れ住む際、姫を匿うために竹林の中央に作られたものである。永琳が施した仕掛けによって屋敷の歴史は止められていたが、「永夜異変」発生後に歴史が進むようになった。
この永琳が薬剤師兼医者であることから怪我人となった史規を助けるため、真っ先に思い浮かぶ場所として挙げられたのだが、時は一刻を争う状況だったため、遠すぎる永遠亭をパスし、紅魔館へと急ぐこととなる。距離として遠いだけではなく、場所が場所なので、竹林の道案内などを同行させなければ永遠亭に容易に辿り着けないこともあり、手間を考えても候補としては難しかった。とはいえ、作中で永遠亭のメンツが登場する可能性はまだ無くなったわけではない(OPでのキャラクターだけとはいえなくなったため)。


3.紅魔館(こうまかん)
射命丸の発言から(10話より)。レミリア・スカーレットを主とする、湖付近に建つ洋館で、その外観は赤く染まっている。吸血鬼であるレミィの居館でもあるので、おおむね幻想郷版悪魔城といったところ。館を守る門番の紅美鈴(ホン メイリン)、館内の仕事を仕切るメイド長の十六夜咲夜(いざよい さくや)、図書館を管理するパチュリー・ノーレッジといったメンツも紅魔館の住人として生活している。主であるレミィが吸血鬼である所以か、館内の窓は比較的少ない(直射日光に弱いため)が、全く窓がないというわけでもない。また巨大な時計台も紅魔館を象徴するものとなっている。作中において第2部の舞台となっており、生死を彷徨う史規の行方や、交差するキャラクターとの絡みが楽しみ。原作でも「元々は外の世界の建物」であったとされるため、此度の幻想入りにも少なからず共通点が見出せそうだ。
d0284766_14384.jpg



まとめ② 後半へ続く




[PR]
by makky_cys | 2013-02-10 03:03 | レトスペ雅