雅な時間 Vol.10 (第1部総集編)
-雅と私、レトロスペクティブな時間- 第10回
Makkyです。新しいPCが無事届きました!
やったねマキちゃん、快適に作業ができるよ!
初見の方、詳細を知りたい方はコチラへどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733
今回は第1部完結を振り返る総集編。
1~10話までのあらすじと、キャラクターの紹介を中心に行っていきます。
第2部開始までのおさらいとしてご活用ください。
Makkyです。新しいPCが無事届きました!
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初見の方、詳細を知りたい方はコチラへどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733
今回は第1部完結を振り返る総集編。
1~10話までのあらすじと、キャラクターの紹介を中心に行っていきます。
第2部開始までのおさらいとしてご活用ください。
第1話「演舞」
目前に繰り広げられる、弾幕による舞踏。
その最中、演舞の如く渡り合う二人の少女がいた。
目を背けず、ただ一つの願いを貫くために彼は今、戦う覚悟を決める。
「楽園の巫女」と一人の外来人を巡る、はじまりの物語。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733/
第2話「博麗の巫女」
ごく普通の青年、史規は日常から突如として山中へと迷い込む。
さ迷い歩いた末に彼が辿り着いた先は博麗神社。そこに一人の巫女が住んでいた。
「帰ろうと思えば帰れる」。
彼女の言葉を拠り所に、史規は見知らぬ地で暫しの安息を得ることとなる。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17419264/
第3話「幻想郷」
博麗の巫女、霊夢に連れられ人里へと向かう事となった史規だが、森に一人取り残されてしまう。
彼の前に現れるは異世界の住人、そして塗り替えられていく常識。
ここは幻想郷。美しくも残酷な隔絶された世界。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17457542/
第4話「宣告」
氷の妖精、チルノの襲撃を経て霊夢と共に人里に辿り着いた史規。
そこで出会った何気ない一つの邂逅が、一転して悪夢へと変わる。
再び彼に向けられる幻想郷の住人からの強烈な意思。
それは『ここから決して帰さない』という、宣告であった。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17514899/
第5話「約束」
霊夢が回想する、閻魔からの忠告。
「あなたが関わる事は既に定められている」。
ある一点の釈然としない思いから霊夢は立場を決めかねていた。
史規は本気でここから帰ろうという覚悟があるのか否か。
彼は答えを出し、霊夢とその約束を交わす。
幻想抜けの長く険しい旅が始まる――。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17562636/
第6話「夢想封印」
白玉楼を目指して旅立った史規と霊夢。
その一歩を、計算され尽くした襲撃が挫く。
常識が次々と塗り替えられる中、窮地に放たれる起死回生のボム-夢想封印。
それは三度までこの道程に許された、全てを覆す究極の禁じ手であった。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17582985/
第7話「人形師」
ボム発動を受け、遂に人形師 アリス・マーガトロイドがその姿を現した。
強力なブレインを得たチルノによる怒涛の攻撃が次第に霊夢を追い詰めて行く。
自らが引き金となったその望まぬ光景を前に、史規はある決断を迫られる事となる。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17618113/
第8話「閃姫」
不退転の決意の元に開放された博麗の巫女、その実力。
対するアリスとチルノは「帰さない側」に立ったそれぞれの思惑を吐露する。
本気で来る博麗の巫女は、さながら閃姫の如く。
両雄の覚悟の衝突は、戦いの決着が迫っていたことを告げる――。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17685152/
第9話「鬼陣 壱」
戦いはいよいよもって最終局面を迎えていた。
互いの譲れぬ思いが交差する時、幻想郷は決闘の舞台と化し、雅な舞踏を花開く。
アリスの底知れぬ強さはまるで鬼の如く。
史規は未だ自分が庇われるまま、この試練に全力で立ち向かっていない事に気付く。
目前に繰り広げられる、弾幕による舞踏。
その最中、演舞の如く渡り合う二人の少女がいた。
目を背けず、ただ一つの願いを貫くために彼は今、戦う覚悟を決める。
「楽園の巫女」と一人の外来人を巡る、はじまりの物語。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733/
第2話「博麗の巫女」
ごく普通の青年、史規は日常から突如として山中へと迷い込む。
さ迷い歩いた末に彼が辿り着いた先は博麗神社。そこに一人の巫女が住んでいた。
「帰ろうと思えば帰れる」。
彼女の言葉を拠り所に、史規は見知らぬ地で暫しの安息を得ることとなる。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17419264/
第3話「幻想郷」
博麗の巫女、霊夢に連れられ人里へと向かう事となった史規だが、森に一人取り残されてしまう。
彼の前に現れるは異世界の住人、そして塗り替えられていく常識。
ここは幻想郷。美しくも残酷な隔絶された世界。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17457542/
第4話「宣告」
氷の妖精、チルノの襲撃を経て霊夢と共に人里に辿り着いた史規。
そこで出会った何気ない一つの邂逅が、一転して悪夢へと変わる。
再び彼に向けられる幻想郷の住人からの強烈な意思。
それは『ここから決して帰さない』という、宣告であった。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17514899/
第5話「約束」
霊夢が回想する、閻魔からの忠告。
「あなたが関わる事は既に定められている」。
ある一点の釈然としない思いから霊夢は立場を決めかねていた。
史規は本気でここから帰ろうという覚悟があるのか否か。
彼は答えを出し、霊夢とその約束を交わす。
幻想抜けの長く険しい旅が始まる――。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17562636/
第6話「夢想封印」
白玉楼を目指して旅立った史規と霊夢。
その一歩を、計算され尽くした襲撃が挫く。
常識が次々と塗り替えられる中、窮地に放たれる起死回生のボム-夢想封印。
それは三度までこの道程に許された、全てを覆す究極の禁じ手であった。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17582985/
第7話「人形師」
ボム発動を受け、遂に人形師 アリス・マーガトロイドがその姿を現した。
強力なブレインを得たチルノによる怒涛の攻撃が次第に霊夢を追い詰めて行く。
自らが引き金となったその望まぬ光景を前に、史規はある決断を迫られる事となる。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17618113/
第8話「閃姫」
不退転の決意の元に開放された博麗の巫女、その実力。
対するアリスとチルノは「帰さない側」に立ったそれぞれの思惑を吐露する。
本気で来る博麗の巫女は、さながら閃姫の如く。
両雄の覚悟の衝突は、戦いの決着が迫っていたことを告げる――。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17685152/
第9話「鬼陣 壱」
戦いはいよいよもって最終局面を迎えていた。
互いの譲れぬ思いが交差する時、幻想郷は決闘の舞台と化し、雅な舞踏を花開く。
アリスの底知れぬ強さはまるで鬼の如く。
史規は未だ自分が庇われるまま、この試練に全力で立ち向かっていない事に気付く。
鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17736365/
第10話「鬼陣 弐」
史規の覚悟と決意が、霊夢の発動する陣となり、勝敗を決す。
捨て身となり紙一重の勝利を掴んだ霊夢と史規だったが、その代償は余りにも大きかった。
幻想抜けが道半ばにして終わろうとしている時、思いがけぬ来訪者が二人の前に現れる。
まとめ① → http://cysmakky.exblog.jp/17601424/
まとめ② → http://cysmakky.exblog.jp/17799577/
第1部を振り返る
この作品はあくまでも主人公:史規の視点で描かれており、私達のような一般人が「もし仮に幻想郷に迷い込んでしまったら?」という幻想入りシリーズならではのスタイルで物語は展開していく。第1部はまさにその導入部分にあたり、いくつかの謎と複線を残しつつ、第2部へと繋いでいく。大きな物語の中での「起承転結」でいうところの「起」から「承」までを括りとして、そのなかで「第1部としての起承転結」を描ききった。
冒頭から「帰る」ことをテーマとしており、明確に物語の完結とされる部分を私達視聴者に直接的に伝えることで、擬似的ながら史規と同じ体験を私達が追えるという趣向は見事。何も知らない、何もわからない主人公が微弱ながら少しずつ理解していく様、状況に応じて自分が出来ること、感じること、想うことを包み隠さずに表現されていた。これは物語としての起承転結だけでなく、人物としての喜怒哀楽を表現し、その両方を兼ね揃えていくことで深みが増していった。描写はもちろんのことながら、その助長効果を生み出すための音楽への拘りも忘れてはならない。
これらが揃ってはじめて、第1部というのは物語の方向性、登場人物の性格&キャラクター性、作品のジャンルという3つの掲示を同時に見せ付けることに成功していたのではないか。
ここまで徹底して「掴み」と「触り」に絞り込んで描ききれたのは前述のとおり、第1部が全体としての起承転結の起~承の枠内からブレずに、はみ出さなかったことにある。今後描かれる第2部以降では間違いなく承~転~結までが用意されているだろう。それゆえに第1部全てを見終えて、どこかスッキリしないのは当然であり、この先にどんな展開が待ち受けているのかにむしろどっしり腰を下ろして見届けていきたい。
キャラクターを振り返る
史規を中心として、彼にとっての様々な邂逅が第1部のキモにもなっていたこともあり、登場人物が「どういう立場なのか」という点にスポットがあたっていた。これは決して、善悪の単純な比較ではなく、対立するにあたっての互いの正当化を作品内で明確にしていた。同時に、個人個人の持つ思想、概念、決意、覚悟などを描くことを優先した結果、「東方のキャラとして」の情報はあえて省かれている。こうしたことで「東方を知らない」人が物語を見てもそのキャラがどういう存在なのか?と作品内で邪魔にならない趣向であったと感じさせる。
博麗霊夢(はくれい れいむ)
1話から登場。本作の主人公兼ヒロイン的存在。つま先から天辺までどうみたって巫女(自称)。「博麗の巫女」という重大な立場でありながら、その宿命や役目などには縛られず自由奔放に振舞う。誰が相手だろうと自分自身を素直にさらけ出し、謂れのないことで謝れることを滅法嫌う。これまで自分自身のために適当に異変解決と向き合ってきたが、はじめて他人のために必死になるという気持ちに揺さぶられ、葛藤する姿も。
史規(ふみのり)
1話から登場。本編主人公。霊夢も呆れるほどの誠実さを持っており、それがすぎるためにやや意固地とも思える一面も。面倒見もいい好青年。一般人なため、この幻想郷において何もできない非力な存在ではあるが、自分のせいで他人が傷つくことをとことん嫌う傾向があり、それを打破できるのであればすぐに動く。口より先に行動するタイプ。約束を守ることにおいては多少無茶をしてでも成し遂げようとする姿勢は霊夢にとってもまんざらではない。嘘をつくのは苦手。「幻想郷に迷い込んだ」という悪運の中にも、幸運に恵まれている体質なようで、さまざまなシーンでラッキーといえる場面に出くわしている。
本編ではまだしっかりと姿が映されていないが、こういった顔もできるようだ。このノリである。
チルノ
3話にて初登場。氷の妖精。第1部において脇役でありながら、大きな存在感を見せ付けた。最初こそ敵対していたが、その理由には彼女なりの信念があったからこそ。最後には傷ついた史規を救出する手立てにもなっており、彼女がいなければあるいは物語は終わっていたのかもしれない。純粋で真っ直ぐ。
作中ではアリスとペアを組むという珍しい立ち位置であったが、原作・非想天則(ひそうてんそく)での彼女のストーリーの最後ではアリスがラスボスだったりと、なかなか奇妙な繋がりであることを再認識する。
アリス・マーガトロイド
1話から登場。作品内としては4話が初。史規視点でいけば6話が邂逅のシーンとなる。人形を操る魔法使い。非常に人間らしい振る舞いを行うが、人外。第1部におけるボスキャラにあたり、霊夢と似ている性格の持ち主ながら、今回はまったく逆の立場をとった。意図してなのか色合いも霊夢と真逆(赤⇔青、髪の毛の色&質)というのも面白い趣向。幻想抜け異変においての勝敗は一度決したが、敗れたアリスはそのあとどうなったのだろうか。今後の動向も気になるところ。
この作品ならではの悪役面でもあったが、原作でもこういった顔はできるようだ。ノリノリである。
射命丸文(しゃめいまる あや)
10話にて初登場。重症の史規を抱え、幻想郷最速をもって紅魔館へと向かう。現段階での幻想抜け異変としてはどちら側にも属さないかのようだが果たして。元々が新聞記者であるため、情報においてもかなり早い段階から此度の幻想入りを把握していたと思われる。
四季映姫(しき えいき)・ヤマザナドゥ
5話にて初登場。まだ史規と邂逅していないため、作中では名は「?」とされている。是非曲直庁に所属する幻想郷の閻魔であり、今回の幻想抜け異変においても裏で行動をとる。「ヤマザナドゥ」は名前ではなく、役職であり、ヤマ=閻魔、ザナドゥ=楽園(幻想郷)を意味する。
小野塚小町(おのづか こまち)
8話にて初登場。チルノの回想シーンにちょっとだけ登場。セリフもなにも発していないため、名前もそもそも明かされていない。映姫の部下であり、種族は死神。身の丈を軽く超えるほどの大鎌を所持しているが、普段は三途の渡し舟の船頭であるため実は必要としない。スタイルがグンバツ
大妖精(だいようせい)
8話にて初登場。チルノの回想シーンより。チルノからは「大ちゃん(だいちゃん)」と親しまれているようだ。チルノより若干身長が高めか。幻想抜け異変において「帰さない側」に立つことを危ないからとチルノを制止しようとしていたあたり、彼女のチルノへの気遣いが際立つ。サイドテールがチャーミング。
紅魔館編でのキャラクターは?
10話の紅魔館編予告を見る限りでは-
霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)
十六夜咲夜(いざよい さくや)
レミリア・スカーレット
パチュリー・ノーレッジ
八雲紫(やくも ゆかり)
以上の5キャラの登場は確定といえる。
東方には欠かせない、霊夢ともう一人の主人公:魔理沙の登場をはじめとし、紅魔館の面々や、神隠しの主犯とする紫までが一気に揃うこととなる。彼女らがどう外来人:史規と関わり合いを持っていくのか、そして「幻想抜け」という異変にどういう立ち位置をとっていくのか。まだ見ぬキャラクターの登場はあるのか。霊夢たちはもちろん、アリスたちのその後はどうなったのか? などなど大注目の展開に期待!!
次回(第11話)は3月3日配信!!
第10話「鬼陣 弐」
史規の覚悟と決意が、霊夢の発動する陣となり、勝敗を決す。
捨て身となり紙一重の勝利を掴んだ霊夢と史規だったが、その代償は余りにも大きかった。
幻想抜けが道半ばにして終わろうとしている時、思いがけぬ来訪者が二人の前に現れる。
まとめ① → http://cysmakky.exblog.jp/17601424/
まとめ② → http://cysmakky.exblog.jp/17799577/
第1部を振り返る
この作品はあくまでも主人公:史規の視点で描かれており、私達のような一般人が「もし仮に幻想郷に迷い込んでしまったら?」という幻想入りシリーズならではのスタイルで物語は展開していく。第1部はまさにその導入部分にあたり、いくつかの謎と複線を残しつつ、第2部へと繋いでいく。大きな物語の中での「起承転結」でいうところの「起」から「承」までを括りとして、そのなかで「第1部としての起承転結」を描ききった。
冒頭から「帰る」ことをテーマとしており、明確に物語の完結とされる部分を私達視聴者に直接的に伝えることで、擬似的ながら史規と同じ体験を私達が追えるという趣向は見事。何も知らない、何もわからない主人公が微弱ながら少しずつ理解していく様、状況に応じて自分が出来ること、感じること、想うことを包み隠さずに表現されていた。これは物語としての起承転結だけでなく、人物としての喜怒哀楽を表現し、その両方を兼ね揃えていくことで深みが増していった。描写はもちろんのことながら、その助長効果を生み出すための音楽への拘りも忘れてはならない。
これらが揃ってはじめて、第1部というのは物語の方向性、登場人物の性格&キャラクター性、作品のジャンルという3つの掲示を同時に見せ付けることに成功していたのではないか。
ここまで徹底して「掴み」と「触り」に絞り込んで描ききれたのは前述のとおり、第1部が全体としての起承転結の起~承の枠内からブレずに、はみ出さなかったことにある。今後描かれる第2部以降では間違いなく承~転~結までが用意されているだろう。それゆえに第1部全てを見終えて、どこかスッキリしないのは当然であり、この先にどんな展開が待ち受けているのかにむしろどっしり腰を下ろして見届けていきたい。
キャラクターを振り返る
史規を中心として、彼にとっての様々な邂逅が第1部のキモにもなっていたこともあり、登場人物が「どういう立場なのか」という点にスポットがあたっていた。これは決して、善悪の単純な比較ではなく、対立するにあたっての互いの正当化を作品内で明確にしていた。同時に、個人個人の持つ思想、概念、決意、覚悟などを描くことを優先した結果、「東方のキャラとして」の情報はあえて省かれている。こうしたことで「東方を知らない」人が物語を見てもそのキャラがどういう存在なのか?と作品内で邪魔にならない趣向であったと感じさせる。
博麗霊夢(はくれい れいむ)
1話から登場。本作の主人公兼ヒロイン的存在。つま先から天辺までどうみたって巫女(自称)。「博麗の巫女」という重大な立場でありながら、その宿命や役目などには縛られず自由奔放に振舞う。誰が相手だろうと自分自身を素直にさらけ出し、謂れのないことで謝れることを滅法嫌う。これまで自分自身のために適当に異変解決と向き合ってきたが、はじめて他人のために必死になるという気持ちに揺さぶられ、葛藤する姿も。
史規(ふみのり)
1話から登場。本編主人公。霊夢も呆れるほどの誠実さを持っており、それがすぎるためにやや意固地とも思える一面も。面倒見もいい好青年。一般人なため、この幻想郷において何もできない非力な存在ではあるが、自分のせいで他人が傷つくことをとことん嫌う傾向があり、それを打破できるのであればすぐに動く。口より先に行動するタイプ。約束を守ることにおいては多少無茶をしてでも成し遂げようとする姿勢は霊夢にとってもまんざらではない。嘘をつくのは苦手。「幻想郷に迷い込んだ」という悪運の中にも、幸運に恵まれている体質なようで、さまざまなシーンでラッキーといえる場面に出くわしている。
本編ではまだしっかりと姿が映されていないが、こういった顔もできるようだ。
チルノ
3話にて初登場。氷の妖精。第1部において脇役でありながら、大きな存在感を見せ付けた。最初こそ敵対していたが、その理由には彼女なりの信念があったからこそ。最後には傷ついた史規を救出する手立てにもなっており、彼女がいなければあるいは物語は終わっていたのかもしれない。純粋で真っ直ぐ。
作中ではアリスとペアを組むという珍しい立ち位置であったが、原作・非想天則(ひそうてんそく)での彼女のストーリーの最後ではアリスがラスボスだったりと、なかなか奇妙な繋がりであることを再認識する。
アリス・マーガトロイド
1話から登場。作品内としては4話が初。史規視点でいけば6話が邂逅のシーンとなる。人形を操る魔法使い。非常に人間らしい振る舞いを行うが、人外。第1部におけるボスキャラにあたり、霊夢と似ている性格の持ち主ながら、今回はまったく逆の立場をとった。意図してなのか色合いも霊夢と真逆(赤⇔青、髪の毛の色&質)というのも面白い趣向。幻想抜け異変においての勝敗は一度決したが、敗れたアリスはそのあとどうなったのだろうか。今後の動向も気になるところ。
この作品ならではの悪役面でもあったが、原作でもこういった顔はできるようだ。ノリノリである。
射命丸文(しゃめいまる あや)
10話にて初登場。重症の史規を抱え、幻想郷最速をもって紅魔館へと向かう。現段階での幻想抜け異変としてはどちら側にも属さないかのようだが果たして。元々が新聞記者であるため、情報においてもかなり早い段階から此度の幻想入りを把握していたと思われる。
四季映姫(しき えいき)・ヤマザナドゥ
5話にて初登場。まだ史規と邂逅していないため、作中では名は「?」とされている。是非曲直庁に所属する幻想郷の閻魔であり、今回の幻想抜け異変においても裏で行動をとる。「ヤマザナドゥ」は名前ではなく、役職であり、ヤマ=閻魔、ザナドゥ=楽園(幻想郷)を意味する。
小野塚小町(おのづか こまち)
8話にて初登場。チルノの回想シーンにちょっとだけ登場。セリフもなにも発していないため、名前もそもそも明かされていない。映姫の部下であり、種族は死神。身の丈を軽く超えるほどの大鎌を所持しているが、普段は三途の渡し舟の船頭であるため実は必要としない。
大妖精(だいようせい)
8話にて初登場。チルノの回想シーンより。チルノからは「大ちゃん(だいちゃん)」と親しまれているようだ。チルノより若干身長が高めか。幻想抜け異変において「帰さない側」に立つことを危ないからとチルノを制止しようとしていたあたり、彼女のチルノへの気遣いが際立つ。サイドテールがチャーミング。
紅魔館編でのキャラクターは?
10話の紅魔館編予告を見る限りでは-
霧雨魔理沙(きりさめ まりさ)
十六夜咲夜(いざよい さくや)
レミリア・スカーレット
パチュリー・ノーレッジ
八雲紫(やくも ゆかり)
以上の5キャラの登場は確定といえる。
東方には欠かせない、霊夢ともう一人の主人公:魔理沙の登場をはじめとし、紅魔館の面々や、神隠しの主犯とする紫までが一気に揃うこととなる。彼女らがどう外来人:史規と関わり合いを持っていくのか、そして「幻想抜け」という異変にどういう立ち位置をとっていくのか。まだ見ぬキャラクターの登場はあるのか。霊夢たちはもちろん、アリスたちのその後はどうなったのか? などなど大注目の展開に期待!!
次回(第11話)は3月3日配信!!
by makky_cys
| 2013-02-19 04:29
| レトスペ雅