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Makkyのあしたっていまさ!

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てきとーにまったり。主にSTGや東方を中心としたゲーム系雑記だよ。

雅な時間 Another① (対談企画 Ⅰ) 後半

-雅と私、レトロスペクティブな時間- Another① 後半

コチラは対談の後半となります。
前半はコチラ → http://cysmakky.exblog.jp/17912836/


無印との比較
※無印とは、08~09年に投稿されたtokati氏の処女作「レトロスペクティブ東方」を指し、「レトロスペクティブ東方-雅-」の前身にあたる。雅は完全新作ながら、そのリビルド作品というわけだ。残念ながら、無印は諸事情により現在全ての作品が削除されており鑑賞することはできない。当時のレトスペ(無印)から馴染みあるファンの方にとっては「雅でどう変わったか?」などの視点も気になるところだろう。

雅が現在進行形なため、ネタバレが気になる方はこれより以下の観覧にご注意。



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※三度目の正直ですが写真はイメージです


-チルノ登場のきっかけ
マ『無印との決定的に違う点として、やはり1部でのチルノ登場は見逃せません。無印の頃から登場させようって考えていたのでしょうか』
ト「いえ、無印のときは完全に意図していないキャラクターでした。雅製作に入ってはじめて追加しようと思い立ったキャラですね」
ト「レトロスペクティブ東方は全3部構成なんですが、雅を作るにあたって無印での1部、2部、3部のそれぞれの反省点などを見つめなおし、良い所悪い所を再分析して製作にあたっています。無印の1部ではアリスがあまりにも語っていなかったのもあって、情報量が少なかったんですね視聴者側への。あとでそういうことだったのかってわかるような流れでしたので、そのアリスにとって代わる代弁者のような存在が必要だったんです。そこで風神録前までのキャラクター(Vol.3参照)で適役は誰か?と考えたときの回答としてチルノを出しました」
マ『OPでもメインキャストとしては登場していなかったのもあり、無印から知っている人には大きなサプライズだったと思います。最初は脇役程度のものかなと思っていたら1部を終えてみたら、かなり重要な立ち位置だったってのも大きな存在になっていましたね』
ト「もうひとつ理由があって1部の最後に史規が傷を負うじゃないですか。無印でもあそこで射命丸に紅魔館まで担がせるというのは同じなんですが、どう足掻いても出血死するんじゃないか?という当時のコメントで指摘を受けまして。それもそうだよなと反省の上、チルノの立ち位置を一番わかりやすく表現するのにはあの凍らせて止血させるという流れなんです。これは、あのときの指摘が無ければ生まれなかったアイデアですから、皆さんのコメントというのは本当に作品に多大な影響を与えてくれております。感謝ですね」
マ『凍らせただけだと今度は凍傷で死んでしまう。だからこそ、余計に射命丸の速さが必要であることに拍車がかかりましたよね』
ト「そのとおり。どっちか片方だけだとダメ。両方揃ってはじめて史規が助かる可能性が見えてくるという流れができたのは良かったと思っています」


-1部ED主題歌の変更
マ『音楽が作品のキモと仰っていましたが、1部のED主題歌を変えたことへの想いとか意図などを教えてください』
ト「これも相当決断するのに悩みました。無印では「Dreaming(少女綺想曲Vocalアレンジ)」だったのですが、この曲は大好きですし、“無印の1部として”最期を飾るのにも素晴らしい楽曲だったんですね。当時は霊夢を象徴するようなイメージから起用したので。今回は“雅らしさ”に重点を置いて選考した結果、歌詞の持つ意味と内容、そして雰囲気がより作品を彩るだろうと思ったため、「Call Me」をあえて起用しました」
マ『10話のコメントを見る限りでは、Dreamingのが良かったってのもある中で、比較的好感あるように支持されていますね』
ト「歌というのはインストと違ってひとつの“顔”なんですよね。ですから歌詞ひとつひとつが印象を強く与える効果があるんです。今はまだ1部が終わったばかりで先の話になりますが、2部、3部と終わったときに改めてこの「Call Me」を聴いてみてください。全ての歌詞が雅という作品を体言したかのような印象を受けると思いますよ」
マ『私も考察のほう(Vol.9参照)で歌詞の冒頭部分について言及してみたのですが、後半の歌詞もその意味が今後わかってくるということですか』
ト「そういうことですね」
マ『それは楽しみですねー』
ト「しかし、一番凄いのは何よりAQUASTYLEさん※です。あの曲は「もっと!?不思議の幻想郷」ってゲームの最終ステージを完全にクリアした人だけが聴ける、いわば隠しトラック的なオリジナル曲なんですね。なので実際にサントラ以外で聴けた人は少ないと思うんです。その曲の使用をダメ元でお願いしたところ、許可してくださったんですね」
マ『寛大すぎる!本来、自分たちの作品なわけですからそれを二次創作に使ってもいいというのは本当にありがたいことですね』
ト「それだけ失礼のないよう作品を一番演出できるよう心がけました。今回は特に無印以上に音楽への拘りはありますね」

※AQUASTYLEさんの楽曲はコチラから!
http://www.aquastyle.org/kyoukasuigetsu_web.html


-使用楽曲の追加
マ『原作においても無印当時と違って、神霊廟をはじめ心綺楼の発表などもありましたが、東方楽曲もまた広がりが増えましたよね。無印では星蓮船までの楽曲が使われていましたが、やはりこのへんの新曲の導入も検討されているのでしょうか』
ト「1部でもすでに無印で使わなかった曲はいくつかありますし、2部以降もその辺は上手く変わっていく部分はあります。しかし、あくまで製作に基づくのはそのシーンに合うか否かにスポットを当てているので、「新しいから使う」って発想は一切ありません。かといって別に懐古主義って意味ではないですよ」
マ『マッチさえすれば新曲でも全然OKって意味ですね』
ト「そうです。神霊廟でも私、「聖徳伝説」は凄い好きなんですが、ではこの曲が果たして雅に合うのかどうか?っていうとそれはまた別の話であって。マキさんも気に入ってくださった6話で「御柱の墓場」が使われているのもその所以ですよ。先ほども言いましたがアリスが登場するからといってアリスのテーマを使う、ってわけじゃぁないんです。インスピレーションですね(大事なことなので2回ry)


-イラストを自身で手掛ける
マ『ところで、本日の対談のために何やら持ってきていただいたということですが』
ト「あ、そうそう。今回はですね、ちょっとイラストの原画を用意いたしました。ちょっとまだお見せできないものも混ざってますけども(笑)」
マ『おおおお!
ト「1部は完結したので、すでに公開済みのイラストのみであればブログのほうでもあげて貰って構いませんよ」
マ『おー、ありがとうございます。早速使わせて貰いますね!いやぁ、それにしても全てアナログで描かれていたんですね』

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              っというわけで本邦初公開!

ト「です。これからスキャニングしてCG加工って形ですね」
マ『私、結構tokatiさんの絵タッチは好きなんですが、イラストは元々描かれていたんでしょうか?』
ト「気に入っていただき恥ずかしいやら嬉しいやら(笑)いえ、雅製作までは描いたことがなかったです。実際、無印でのイラストは全て他の絵師さんからお借りしたものを組み合わせてという手法だったので」
マ『っということは雅で初?!凄いですね』
ト「厳密には雅で絵を描く!と決心してから早速リハビリとしてイラストの練習をはじめてました。そのときはtokati0755ではない違う名義でしたが」
マ『なるほど、弛まぬ努力の結果ということなんですね』
ト「とんでもない。そういっていただけると嬉しいですが、ここまでやってはじめて作品を通じて皆様に想いをお伝えできると思った次第ですので」
ト「また、自分でイラストを手掛けることでそのシーンに合ったピンポイントなイラストを提供することが可能となったのも大きな要素になっていると思います」
マ『相当数描いてるんじゃないんですか?!』
ト「1部だけでもかなりありましたからね。2部、3部ではそれがもっと増えるのは明確です」
マ『ぴゃーーーー


-史規はどのくらい幻想郷に滞在していたのか?
マ『物語の冒頭で博麗神社で厄介になっていたとある史規ですが、実際には何日間過ごしていたんでしょうか』
ト「そこも皆様のご想像に委ねている部分です。史規と霊夢があそこまで打ち解けるのにどれくらいかかったのか?って考えてみるのも面白い解釈が生まれてくると思うんです」
マ『つまり、物語の話数=日数っていうことではないんですね』
ト「そうなんです。無印ではタイトルに「幻想入り○日目」と記載があったんですが、1部はそれがたったの1日だけだったんですね。ここは反省点として雅ではなくしました。なので時間の経過も含めて観ている皆様の解釈にお任せするというスタンスですね」
マ『まぁ年単位はさすがにいないと思いますけども(笑)』
ト「それだともう帰る帰らない以前に軽く居座ってますよね(笑)」


-「雅」への想い
マ『雅の製作を開始して、日常の中でもやることってのは相当増えたと思うんですが、その中で何か得たものなどありますか』
ト「これはもう作品を通じて皆様の存在の大切さというのが身に染みています。あとは作っていけばいくほど「これが最終形態だ!」という皆様への解答になれればと思っています」
マ『「作品で語る」ってやつですね』
ト「まさに。幻想入りシリーズでは動画の最後にあとがきだとか作者のコメントというのが、ある種「お約束」として存在しています。無印の頃ではそういうのはあったのですが、雅ではカットしました。代わりといってはなんですがコミュニティのほうで個別に専用動画としてあとがきを投稿しております」
マ『実際にそうしたことで、こちらも作品に集中することができますね』
ト「映画的に作品を提供している以上、本編の途中途中で製作者のトークなんていりませんからね(笑)」
マ『確かに(笑)』
ト「とはいえ、ニコニコ動画として考えたときにあーいった視聴者様とのコメント返しなどのやり取りは単純にコメントも増える要因にもなるので、ひとつの宣伝効果としては期待できるんです。そこらへんは犠牲になりましたが悔いはありません」
マ『宣伝という意味では、私も知人周りで雅を是非観てくれと紹介しているんですよ。そのほとんどがあまり東方を知らない人ではあるんですけども、逆にそれが活きてるといいましょうか。確かに東方ならではの固有名詞とかあるので、その辺を把握するために何度も見直してくれているようで。各々楽しんでもらってますね』
ト「東方を知らない方に紹介してくださるってのはありがたいことですね。その点においては主人公の史規がまさに合致するんですよね。幻想入りシリーズって東方界隈ではなかなか受け入れられていない傾向がある中、逆に知らない人からすれば抵抗がないのかなっていうニーズを意識しています」
ト「なので、そういう方に観て貰って、そこから東方に興味を持っていただくというのは、雅での裏のテーマですね」
マ『ふむふむ。そうした想いも雅に含まれていたんですね』
ト「スペカとかも視覚的にわかりやすいものをチョイスしている節はあります。作中でどういうものなのかっていう具体的な説明も省いているのはそのためです」
マ『その補完に関しては私のほうでやってますしね(まとめ②参照)』
ト「ええ、知識とかそういうのはまさにマキさんのブログやウィキを見ればいいだけの話なので。史規もそれは一緒でスペカへの知識がまるでなくても物語の進行には一切支障が出ませんからね。この史規と東方を知らない視聴者とのシンクロは狙っていますね」
マ『外来人=私達っていう解釈もこのへんからきていたんですね。流石です』


-2部へ向けて
マ『最後に2部の軽い触れ込みなどを』
ト「2部は無印である程度完成していたので1部とはまるで様相の違ったリビルドとなると思います。グレードもそれだけあげて製作にのぞんでいます。またマキさんの仰っていたように起承転結の承~転にあたる物語の中枢となるところでもあるので、皆様には引き続き楽しんでいただけばなという所存です」
マ『いよいよ魔理沙出てきますからね!!(魔理沙派)』
ト「主役は遅れてやってくるってやつです(笑)紅魔館のメンツもこぞって出てきますので、1部から一気にキャラクターも増えます」
マ『いきなり倍以上ですからね。1部もこうして記事にしてきましたが、2部は一体どれだけの量になってしまうんや・・・』
ト「やべぇよ・・・やべぇよ・・・
マ『ががが、頑張ります(震え声)』
ト「無理はしないでくださいね(笑)情報量もそれだけ増えますから、私としても思い思いの考察はより一層楽しんでいきたいですね」

マ『それでは、本日はどうもありがとうございました!』
ト「いえいえ、こちらこそ。ありがとうございました!」


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※最後までイメージ写真でお送りいたしました


これにてtokatiさんとの「雅な時間」は終了。
2部再開以降にVol.11ではなく、新たに「雅な時間 紅 Vol.1」として再始動いたします。どうぞお楽しみに!


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Next Dream...




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by makky_cys | 2013-03-02 01:12 | レトスペ雅 | Comments(0)