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Makkyのあしたっていまさ!

cysmakky.exblog.jp

てきとーにまったり。主にSTGや東方を中心としたゲーム系雑記だよ。

雅な時間 紅 Vol.3 (第13話「晩餐」)

-雅と私、レトロスペクティブな時間- 第13回

Makkyです。マクドの抹茶シェイクが美味しいの _(: 3 」∠)_
初見の方、詳細を知りたい方はコチラへどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733

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レトロスペクティブ東方-雅-
 第13話「晩餐」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm20361375

※動画のネタバレを多大に含みます。
下記をお読みになる前に是非動画をご鑑賞ください。
1部はこちらよりどうぞ。




あらすじ
咲夜に導かれるままに、紅魔館の食堂へと客人として招かれることとなった史規。そこには紅魔館の主、レミリア・スカーレット。その友人であり魔女であるパチュリー・ノーレッジらが居た。

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豪華絢爛とはこのことか。ホテルのシェフ顔負けの料理がディナーとしてズラリと並ぶ。もの凄い描き込みである。美味そうではあるが、実際には勝手がよくわからない史規。彼はもともと庶民派であったことと、先の一件もあり緊張しているようだ。さながら、ドラマなんかでよくあるデートの誘いに奮発して高級店に予約をいれてしまうもメニュー自体何を頼んで、どうやって味わえばいいのか作法がわからないアレだ。博麗神社で霊夢との食事生活はとことん「和」であったことに対して、ここでは「洋」に特化していることのギャップもあるだろうか。

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簡単な自己紹介をここではじめて交わし、史規を改めて受け入れる紅魔館。史規にとっても「羽の生えたお嬢様」や「魔女」の存在は幻想郷の在り方を肯定した上で殊更言及することを躊躇ったことが伺える。レミリアに言わせれば史規のような外来人は珍しいという。これは、すでに2話においても霊夢から「帰る気持ちを強く持つ外来人とははじめて会った」と告げられたこともあり、やはりイレギュラー中のイレギュラーなのは間違いないようだ。さらにレミリア達も元は外来人であったことが告げられる。

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これまでは元から幻想郷の住民だった人物としか邂逅していなかった史規にとって、このことは彼に妙な親近感を抱かせることとなる。が、彼女らは「幻想郷に残る」ことを選んだ外来人であり、史規のように幻想抜けを志す外来人とはやはり似て異なる境遇なのは明白であった。そんな彼女から「帰りたいのね」と直接問われることは、史規の本心を自ら再確認するのに十分な一言であった。
史規は考える。帰りたい気持ちに嘘も迷いもないが、「良くは無い」。今置かれている彼の状況、彼の性格を考えるとこのまま帰ることはできない。小さな葛藤に悩む史規を見抜いてか、レミリアは続ける。

 -ならば暫くここに残れと。
 -「ここから帰りたくなくさせるゲーム」をしようと。

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得体の知れぬ感覚に硬直に似たような戦慄を覚えた史規に、合いの手が入る。使用人らしき人物から酒を注がれるが、うっかり溢してしまい粗相を起こしてしまう。これには瀟洒な咲夜さんも暗黒面に染まってしまうのであった。

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空気は一変し、史規は美鈴を『拷問部屋』へと無理矢理引きつれていくのだが...。
あぁ、「晩餐」ってそういう...。


キャラクター
12話で予感した美鈴が早速登場。紅魔館メンツもいよいよ賑やかになってきた。

レミリア・スカーレット
親しい仲でしか呼ばせない「レミィ」という愛称を、客人である史規に遠慮なく使わせることを許可するあたり彼女のキャラクター性がよくわかる。それは主(あるじ)という大きな器の寛容な表れか、それとも幼きゆえの無邪気さか。幻想抜け=異変をゲームと称しているあたり、彼女なりにとことん「遊ぶ」つもりなのは間違いないだろう。


パチュリー・ノーレッジ
ボソボソと小さく喋るのが特徴。それに反して「大きい」ギャップがたまらない。基本無表情なので感情が読み取りにくいが、決して根暗ではない。レミィの戯言にはもれなく突っ込みをいれるあたりツーカーな間柄がみてとれる。

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十六夜咲夜
怒らすと怖い。美鈴へのお仕置きは紅魔館の風物詩と化しているようだ。普段は瀟洒だが予想外の行動をとられると呆気に取られやすいっぽい気がする。驚いた顔もキュート。

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紅美鈴
スリットから見える脚線美が眩しい中国風のドレスを身に纏う。前回で史規の意を汲んでもらい、食事の手伝いを任せられた。普段そういったことはしないためなのかどうにもぎこちなく落ち着きもない。お叱りを受けることを自ら望んでいるかのような言動もチラホラ。

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史規
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       「案内するのだメイリン。その・・・拷問部屋へなぁ!!!」
こいつ酔ってるだろ。


雅な考察
今回は紅魔館の連中が「帰す側」、「帰さない側」のどちらなのか?を考察。

ゲーム
レミリアの口から唐突に告げられた「ゲーム」の概要。それは「頑固者の外来人を帰りたくなくさせる」とある。単純に考えると彼女らも「帰さない側」になるのだろうか?
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ここで着目したいのが「帰りたくなくさせる」という言い方だ。これまで「帰さない側」にたったアリスやチルノの行動はいわば一方的な阻止にあたる。これは一歩間違えれば史規の死という事体を招いてしまう危険性まであった。一方、レミリアのやり方はここ(紅魔館=幻想郷)に残ることはさして問題ないという確証と、同時に史規の身の保証を考慮した上で、リスクとリターンを史規に反論できない形で知らしめている点だ。
これは受動的であるか能動的であるかのような、まるで「北風と太陽」を彷彿とする。史規が彼女らと初対面のときに「敵意がない」と感じたのはそのためではないだろうか。「対等でなければ」というのは即ち邪魔をしないということ。12話において咲夜からも「ここの主は退屈を嫌う」と宣告されており、急がなくてもいいともあることから、外来人である史規に合わせたうえでその過程と結果を愉しむ余興のようなものを総じて「ゲーム」と称したのではないだろうか。
これをもし霊夢が察していたとすれば。「紅魔館から連れ出せるかどうか怪しくなってきた」とにわかに嘆いた意味も頷ける。

「悪魔の誘惑」とあるように、史規本人の帰る意志が薄れていけばそれだけ結果的に幻想抜けは困難をきわめることとなる。霊夢と交わしたあの約束はまたも史規に試練を与えるかを予感させる。

この推測であれば、どのみち紅魔館の連中も「帰さない側」となるが果たして。


次回、第14話「光明」
さぁ、お仕置きの時間だ




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by makky_cys | 2013-03-29 22:13 | レトスペ雅