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Makkyのあしたっていまさ!

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てきとーにまったり。主にSTGや東方を中心としたゲーム系雑記だよ。

雅な時間 紅 Vol.17 前半

-雅と私、レトロスペクティブな時間- 第27回 前半

Makkyです。2部総集編。
初見の方、詳細を知りたい方はコチラへどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733

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今回は第2部完結を振り返る総集編。
前半は11~26話までのあらすじを、後半では各キャラクターの考察などをそれぞれ行っていきます。第3部開始までにおさらいがてらお楽しみください。


1部を振り返りたい方はコチラ









第11話「紅き嬢」
アリス達との死闘で生死の境を彷徨った史規は見知らぬ館の一室で目覚める。
この館の名は紅魔館。その主である“お嬢様”と、彼女を取り巻く住人達との邂逅。
まるで運命に導かれたかのように、魅入られたら帰れない。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18047315/


第12話「咲夜」
二度目の眠りから目覚めた史規の傍らには、十六夜咲夜と名乗る紅魔館の従者がいた。
先刻の脅威の正体でありながら、次第に史規は彼女の温和な空気に緊張感を解いていく。
そして自分の名を告げようとした矢先、一株の違和感を覚える。その正体はいかに。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18253755/


第13話「晩餐」
晩餐に招かれた史規は、我侭にして底知れぬ気品を持つ“お嬢様”-レミリア・スカーレットと改めて対面する。
彼女から唐突にして告げられる「ゲーム」とは一体何なのか。
はたして史規は無事にここから帰ることができるのであろうか。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18442775/


第14話「光明」
史規を奪還せんと紅魔館を目前とした霊夢を何者かが阻む。
一方、史規は紅魔館の門番、紅美鈴と意気投合していた。
そして幻想郷一の蔵書を持つというパチュリー・ノーレッジから提案を誇示される。
それはこの幻想入りの謎を解き明かす光明となり得るか。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18496466/


第15話「欠落」
スキマという空間に幽閉された霊夢を揺さ振るは「紫」と呼ばれる謎の人物であった。
一方、地下に広がる大図書館に招かれた史規はそこで、幻想入りする前の記憶を書き記す作業に移る。
思い出そうにも拒まれる黒き影こそが先刻の違和感の正体であった。
それは即ち記憶の欠落を意味した。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18512439/


第16話「手記」
自分という存在を証明する記憶の欠落。
激しく動揺する史規に、パチュリーは一冊の手記を預けるのであった。
状況を脱する手掛かりを掴んだかに思えた矢先、彼の元に招かれざる客が現れる。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18562507/


第17話「魔理沙」
史規の前に現れた少女は侵入方法も、そのキャラクター性も型破り。
霧雨魔理沙と名乗る彼女がここへやってきた目的に史規は驚く。
それは、霊夢と行動を共にして来たこれまでの道程を引き継ぐという申し出であった。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18719632/


第18話「激突」
史規を連れ出そうとする魔理沙を阻むため、館の主自らが出る。
再び繰り広げられるは幻想郷の少女達の激突
圧倒的な力を前に一歩も退かない魔理沙を見て、史規は己の中にある一株の不安を覚えてしまう。
それに目を背けながら、苦渋の決断を下すのであった。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18753432/


第19話「暗転」
咲夜の見る悪夢。
次元の隙間で時を待つ霊夢と魔理沙。
外来人の残した上着を手にする史規。
静かに流れると思われたそれぞれの幕間が暗転し、やがて崩れ出す。
それは史規が見つけたたった一つの綻びからであった。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18808904/


第20話「吐露」
夕暮れの中、新聞記者と名乗る鴉天狗-射命丸文が史規の前に現れる。
出立の際、心に決めた「必ず帰る」という決意の揺らぎ。
様々な出会いを経て、その信念は脆くなっていたのだ。
受け容れ難い心情の変化を認め、その真意を力なく吐露する。
やがて史規に手渡される最後の手記はパンドラの箱のように見えた。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18862934/


第21話「真実」
遂に開かれる"前の外来人"の手記、最後のページ。
紐解かれていく幻想入りの本当の姿に史規は絶句する。
美しくも残酷な真実が、其々の運命を静かに押し進めて行く。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18915420/


第22話「雲海」
辿り着いた真実に打ちのめされる史規に、更なる事実が解き明かされる。
苦しんでいたのは自分だけでは無かった。
其々の誓いを胸に、相対する舞踏者達は心の雲海を晴らすことができるのであろうか。
そして全てを知った史規が導き出した答えとは――。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/18958920/


第23話「天覇」
霊夢、魔理沙、咲夜。幻想郷における英傑達の決闘が、真夜中の雲海で幕を開ける。
一方、レミリアは「救済」を史規に突き付け、追い詰めて行くのだが…。
この繰り返される幻想入りに隠された経緯が明かされる刻が来た。
迎えるべき終止符を穿つため、それぞれの信念は天覇貫く。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/19228930/


第24話「紅蓮」
史規の決断を受け、窮地を救ったパチュリー。
知己の思いも寄らぬ行動が誇り高き吸血鬼に僅かな動揺を生む。
差し迫る刻限の中、霊夢と魔理沙は目的の場所、紅魔館へと辿り着く。
そこで待ち構えていたのは、紅蓮の炎を身に纏いし番人であった。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/19299917/


第25話「牙城」
魔理沙の助力で、霊夢は渦中の館に踏み込む。
レミリアとパチュリーの死闘が熾烈を極める中、史規が核心を突くべくその心中を明かす。
全ての思いが結約する時、ついに紅魔館を縛り付けていた負の連鎖は終焉を迎える。
最後にこの牙城を打ち砕くのは誰の手になるのか。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/19731280/


第26話「澄空(前)」「澄空(後)」
互いに譲れぬ思いを全力でぶつけ合い、永い夜が終わった。
澄空の下、過ちに気付いた彼女達が導き出した其々の歩むべき道。
その果てにあるものは…。


全てを知りながら、彼らはこの道を往く。
定められたただ一つの行く宛、白玉楼と呼ばれる場所。
どうあろうと旅の終わる。
ただ澄空を見上げて。

鑑賞後にどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/19446173/

まとめ③ → http://cysmakky.exblog.jp/18583626/
まとめ④ → http://cysmakky.exblog.jp/19369143/
まとめ⑤ → http://cysmakky.exblog.jp/19501054/


第2部を振り返る
2013年3月から再開した2部はおよそ4ヶ月間に渡り、その長き道のりを完遂した。
1部が「起承転結」の「起~承」であれば、2部はまさに「承~転」。これまであえて語られなかった「幻想抜け」に関する謎や、その真相の断片が明かされる重要な章であると同時に、登場キャラクターの関連性が非常に大きく増したのだ。紅魔館という「館の中」で物語が進行していくため、所謂閉鎖空間効果により1部以上に主人公の行動できる範囲は非常に狭く限られたものになってしまった。しかしながら、そこを逆利用し、内部である史規視点と、外部である霊夢視点をそれぞれの時間軸で描くことで「二人の主人公」が紅魔館という舞台を「広大」にしてみせたのである。さらにそれぞれのキャラクターの回想を導入することで、リアルタイム進行だけでなく「過去」という概念が新しく生まれた。時間の遡りとその繰り返しを物語の最重要なファクターに仕立てあげることで、視聴者とキャラクターとの同調性がより深くなったのである。
本来のヒロインは霊夢だが、2部に限っていえば咲夜が間違いなくメインヒロインの座に着いていたのも面白い。これは謂わば、あえて彼女にスポットを当てたことで史規と前の外来人との渡し舟的存在を作り上げたことと、そこに介入する彼女の素の感情を遠慮なく表現したことにより、レトロスペクティブ東方という物語全体の核心に触れるだけでなく、個人同士の思い想いを見事に2部物語内で完結させた。
2部のギミックとして面白いところはまだある。「真実」を経て、これまで観てきた1~20話の見方そのものが豹変することだ。作中でも前の外来人の手記の中で「見方そのものを変えなければならない」という一文が含まれており、真実に辿りつくことの重大性と、我々が視聴してきた物語が一変することを匂わす演出が施されている。これを知ってしまうともう後戻りはできないというのは史規だけでなく、視聴者にとっても同じことがいえるのだ。立て続けに「忘れることができる」とパチュリーが伝えるシーンも同様のことがいえ、「真実」ひとつで物語の核心と、作者から視聴者へのメッセージ性の両方を体現していたのだ。二つの視点、二つの時間軸、二つの意味合い、二組の行動・・・2部は全体を通じて、まさに「2」という数字に集約し、1周目と2周目で視点が変わる二重(ふたえ)のギミックは何度も見返してしまうなんともいえない魅力がある。
この魅力を出し切るために2部の前半はとことん「静」の回を徹底した。「真実」に辿りつくまでは「動」の回は事実上、18話の一時だけであり、それ以外は史規の疑心や、得たいの知れない記憶の欠落の畏怖、幻想抜けに対する謎解きなどに注力していたため、視聴者を「次はどうなるんだ?」という気持ちにさせ、常に構えさせていた。そして「真実」を経てからは一気に4話分を使って25話までノンストップで「動」の回をドカンとぶつけてきたのである。そしてクライマックスでは紅魔館内での真相もフォローされるのだから、「静」を見守ってきた我々からすれば最高の演出とあいなった。
残すところ3部では「結」のみである。この物語が果たしてどのような結末に向かい、残された謎の答えが待っているのだろうか。次回更新が待ち遠しい。


アンケート調査
2部を最後までご覧になった方であればご存知のとおり、作中で登場した1~26話までの各話と、その登場キャラクターに対してのアンケート調査が行われた。質問はシンプルで「気に入ったのはどの話(誰)か?」といったもの。肝心の結果発表はすでに作者の公式ブログで公開されているので、チェックしてこよう!
tokati工房より愛をこめて:アンケート結果

さて、ここではせっかくなので1ファンである私自身のアンケート報告をお伝えしていきたいと思う。興味ない方は飛ばしてどうぞ(笑) 先にQ3から答えていく。キャラクター部門は後半へ。

「1番印象に残ったエピソードは?」
  1部 → 6話「夢想封印」
  2部 → 25話「牙城」


どっちが上か?と問われると非常に悩むが、僅差で25話かも。とはいえ、25話がくるまではずっと6話の構成の上手さをリスペクトしていたのも事実だ。っというのもこれらの話が活きるためには、対称となる「静」の回である4話「宣告」と、22話「雲海」の存在がどうしても外せない。これらがあってこそ、はじめてよりよい「動」の回へと昇華していると感じる。
1部ではアリスという敵対する存在の正体が徐々にあらわになっていく様、そして6話最後では遂にその姿を現すまでのこの一連の流れが彼女の大物感を出しており、その間には幻想郷という世界、巫女の役目、幻想抜けのルール、ボムの存在など物語を語る上での必要最低限の情報が集約していながら、それでいて無理に詰め込んだ感がしないからだ。逆にテンポがよく、音楽との便乗効果も相成って非常に熱い展開となっている。
一方、2部も同様で「静」から「動」へ。その落差は1部のそれをぶっちぎりで超えており、本当に息をのむ。真実のあとということもあり、22話ではもうひとつの真実が明かされた。さらに2部で関与するキャラクターのほとんどが終着へ向かって決意を定めたというのもここだ。タイトルの「雲海」は戦いの舞台だけでなく、キャラの心情を捉えており、これはそのまま2部最終回である「澄空」へと繋がる。これはそれぞれが淀みなく気持ちが晴れたという未練からの解放という意味も込められていたのだ。その頂点が「牙城」であり、この場で各々の激突が最終決着を迎えた。エフェクトもこれまで以上の気合の入れようで、作者の熱意も凄まじい。さすが「神回」とタグがつけられるだけの説得力がそこにある。
ゆえにこの2つの話が最も印象に強く残っており、そしてその「裏方」として4話、22話がしっかりと貢献していたことを改めて再認識してほしい。


白玉楼編でのキャラクターは?
26話の白玉楼編予告を見る限りでは-

魂魄妖夢(こんぱく ようむ)
西行寺幽々子(さいぎょうじ ゆゆこ)

残された冥界組のキャラクターがいよいよ登場を控える。その他では射命丸、魔理沙の続投が確定。彼岸花から連想するに是非曲直庁らも本格的に動き出すと予想される。
 -ゴールである筈の白玉楼にいる妖夢と、還す側の霊夢がなぜ戦うのか?
 -一瞬見える霊夢の涙は一体何を意味するのか?
 -果たして幻想抜けの行方は?


まだ残る謎の全てがここで決着する。

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後半へと続く
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by makky_cys | 2013-09-05 22:00 | レトスペ雅 | Comments(0)