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Makkyのあしたっていまさ!

cysmakky.exblog.jp

てきとーにまったり。主にSTGや東方を中心としたゲーム系雑記だよ。

雅な時間 紅 Vol.15 True

-雅と私、レトロスペクティブな時間- 第25回

Makkyです。いよいよ2部最終回直前!
初見の方、詳細を知りたい方はコチラへどうぞ → http://cysmakky.exblog.jp/17382733

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レトロスペクティブ東方-雅-
 第25話「牙城」

http://www.nicovideo.jp/watch/sm21275712





ん、「今から動画を観る」・・・?
そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜなら!!
その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に動画を堪能しちまって、もうすでに!!
観終わっているからだッ!!
わかるか? 俺の言っている事・・・あぁん?

「動画を観る」!と心の中で思ったならッ!
その時スデに行動は終わっているんだッ!

「動画を観た」なら使ってもいい!



※2度繰り返す。
今回は多くを語らない。
必ず動画を観て、そして各々が考察するんだ・・・。
その目をかっぽじってよぉく観るんだ。
そして!魂で!!作品を感じるんだ!!!



今回の「雅な時間」に到達スルコトハ
決シテナイ!
絶対ニ!行クコトハナイ















































※実績が解除されました

本当に本当に なんて遠い廻り道…





辿 り 着 い て し ま い ま し た ね


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※動画のネタバレを多大に含みます。
下記をお読みになる前に是非動画をご鑑賞ください。
1部はこちらよりどうぞ。




あらすじ
紅魔館地下の大図書館。
司書である小悪魔は以前、魔理沙とレミリアが争った痕跡の残る散らかった内部を整理していた。
何日かに渡って行われたこの手直しもようやく最後の片付けをむかえようとしており、小悪魔は愉悦な笑みを浮かべる。
その矢先、己の上部より予想だにしない“異物”が落下してくるのであった。
“異物”の正体は博麗の巫女と、片付けたハズの書物たち。
魔理沙より耳打ちされた侵入経路を素直に従ってやってきた霊夢は、勢いよく図書館の天井より落下してしまったのである。
霊夢はたまたま下敷きになってしまった小悪魔をクッション代わりにして、先刻の美鈴に受けたダメージを抑えつつ起き上がる。
一刻を争う状況の中、必死で制止する小悪魔には構ってられず一目散に目的の場所へと向かう霊夢。
哀れ小悪魔、ここに眠る。
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感じる妖気を頼りに、霊夢はただひたすら突き進む。
そこは、かつて史規も歩んだダンスホールへと続く道。
いつもの紅い内装は月夜に照らされ、蒼ざめているかのように見えて。
まるで霊夢の焦り、そして咲夜の心情を体現しているかのようでもあった。
この狂った時計の歯車を止めるのは誰か?
その牙城を打ち崩すべく、役者はついに「舞台」へと集い揃った。

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ダンスホールで舞踏されるは、紅魔館の主人とその友が興じる連れ添わぬ円舞曲(ワルツ)。
弾幕というコミュニケーションは彼女らにとって言葉のいらない社交ダンスのようなものなのか。
しかし、レミリアが狙うは、自ら誘いの手を差し伸べたにも関わらず、それを拒絶した史規自身。
逸る姿は意地でもダンス相手になって貰おうとするかの如くだが、これをパチュリーは阻止。
その絵はまるで本来の相方同士が、共通にして別の相方を取り合う様を彷彿として。
業を煮やしたレミリアは静かに、しかし激しくパチュリーを「宥める」のだが、認めつつも拒否をもって応えるパチュリー。
そして想いはスペルカードとなって発動・・・!

 火&土符「ラーヴァクロムレク」
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 紅符「スカーレットシュート」

弾幕には弾幕を持って応える!
言葉のいらぬコミュニケーションを交わすことはあってもかわすことは許されない。
何故なら彼女らは親友同士だからだ。
決して互いが嫌いで争っているのではなく、信念のすれ違いがただほんのちょっと生じてしまっただけ。
それでもなお争いを止めようとしない状況に、ようやく言葉として想いを発したのは他ならぬ史規本人であった。

 -「何故止めないんだ」

レミリアからしてみればちっぽけな存在である彼の言葉は、おもむろに大きく圧し掛かかっていく。
彼女の苛立ちは次第に怒りへと昇華し、その矛先は確実に史規へと向けられていく。
かつての彼であれば怯んでいたに違いないのに関わらず・・・だ。
それでも彼は尚も続ける。
これはレミリアと同様にして「自分の為」ではなく、他でもない咲夜の為を想っての事。

 -「こんなことは終わらせなければならない」

自身の消滅という恐怖より、咲夜との約束を果たすため。
まさに決死の覚悟が彼をここまで「成長」させたのだ。
誰よりも先に牙城を乗り越えたのは彼であった。
「善行」という言葉に躍らされ、何より大切なことを見失ってはいなかったか。
最も近くにいて、最も親しい人との平穏な日常。
それをただ取り戻すためがゆえに、そのこと自体を疎かにしてしまった矛盾。
結局はひとつの生命(いのち)を弄んでいたことに変わりはない。
史規は核心を揺さ振り、紅き嬢にその決意を示し、これまでの「運命」へ反旗を翻したのだ。
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しばしの沈黙の後、逆鱗に触れたレミリアは激昂し暴走。
弾幕の塊となって、ダンスホールを眩い光で照らし尽くす。
決死の覚悟で挑んでいた史規は、それを「受け容れる」ためもはや逃げようとは考えていなかった。
消滅という名の光を見据え、彼が胸に秘めるは紅魔館への平穏を望む想い。
そして、かつての『相棒』への礼・・・。
ここまで勝手に自分の行動で来てしまったことは、言い換えれば彼女への約束を果たせずに終わってしまうことを指し示す。
選ぶべき道は決して間違ってはおらず、決して諦めたわけではなかったが、やはり未練は残っていた。
瞼を閉じ、世界が白く塗り替えられる刹那、何者かによって弾幕は障壁によって防がれる。
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閉じた瞳を開けた先に、その『相棒』がいたことに驚きを隠せないでいる史規。
またも彼を窮地から救ったのは、博麗の巫女。
霊夢は間に合ったのだ!
すかさず結界を二重に張りパチュリーは加勢するが、暴走したレミリアの弾幕は苛烈に続く。
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腕に集束された光の槍は鋭く紅く輝く。
レミリアの象徴ともいえるそれは、パチュリーの慌てぶりからも察することができた。
二人の障壁を持ってしても、十中八九防ぐことはできないと睨んだ霊夢は咄嗟に、喰らいボムを試む。
史規へと言葉のいらない合図をもって促し、彼もまた応える。
「何故彼女が今ここに来てくれたのか?」そんな雑念は不要であった。
同時に放たれたレミリアの神槍は、一直線に障壁へと向かいおそろしい勢いで侵攻。
・・・ついに結界は打ち破られてしまう!
万事休すとなったのも束の間、霊夢達にわずかな時の緩みが生じる。
咲夜がスペルカードを発動させたのだ。
紅魔のメイドでありながら咲夜のその行動は、皮肉にも主人への反逆を意味する。
だが、この行動も全てレミリアに「二度以上の過ち」をさせないための、己が主人への想い。
彼女への「制止」であると同時に、今の史規の「生存」を臨む心象の現れによるものであったのかもしれない。
まさに「生死」を決するスペルカードと相成った。
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今ここに霊夢、咲夜、パチュリーの想いが集う。
まるで牙城越えを果たした史規の意志に運命のように導かれるまま、対なる紅き運命の神槍へと干渉する。
-発動されるは神をも穿つ技

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 神技「八方龍殺陣」

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決  着
KNOCK   OUT


重なる想いは大きな結界を生み出し、神なる槍もろとも突き破る。
その光は悪魔の子を照らし、夜を明かし、そして雲海を晴らす。
「時間」に拘束された「運命」の鎖を断ち切り、今こそ紅魔は解き放たれたのだ。
そして、彼女らは「日常」という名の平穏を取り戻していく・・・。
牙城という名の頂上から射し込める朝陽と、その眼下に広がる雲海の果てに何を見据えたのであろうか・・・。
吸血鬼が決して拝むことのできない朝陽を、レミリアは確かに感じるのであった。

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神槍に抗う神技の構成は文字通り「神回」となった25話。2部の主要キャラクターにそれぞれ見所が用意されており、別け隔てなくキャラへの同調ができたのは見事。タイトルコールから奏でられるBGMは2部予告で使われていた「亡き王女の為のセプテット」アレンジと同一のものとなっており、ここにきて2部がようやく真骨頂を魅せるという演出だ。それゆえにここまで観て来た視聴者にとっての爆発力は凄まじく、逆にいえばここに辿りつくまでに視聴を諦めてしまった人にはこれを見逃すのは非常に勿体無いと断言できる。
最後のレミリアと咲夜の会話シーンは「異変の終わった後」か、それとも「異変のはじまる前」なのか?どちらとも取れるメッセージとなっており、観た人のそれぞれがどちらかの解釈で納得できるようになっているのにも着目。故に私は「各々が考察するんだ」と露骨に促していたワケである。それだけ魂の篭った回だったゆえ、雅な時間でも敬意を表し、わざと時間をかけるようにした。この想いを察していただければ幸いだ。



雅な時間
これまでのまとめで収めきれなかった考察を補足していく。

六十年目の東方裁判
1部のアリス戦、2部のレミリア戦それぞれの最終戦にて演出を彩るBGM。歴代東方楽曲の中でも屈指の長さで、特徴的なイントロは「大物臭」と、ラストを予感させる。裁判と名のつくとおり、有罪か無罪かを見定める様は、幻想抜けに抗う史規を外来人という名の罪人に見立てており、その苛烈さを彷彿とする。レミリア戦で流れたオーケストラ風のアレンジタイトルは「Guilty or Not Guilty」であり、曲の雰囲気だけでなく曲名までシーンとシンクロさせている。実際、アリス戦、レミリア戦でそれぞれ「敗北」した場合はその時点で幻想抜けは違った結末を向かうこととなり、幻想郷からすれば「罪人を有罪として罰した」ことを意味する。1部と2部のボス戦にあえて彼女らのテーマ曲を使わなかった由来がそこにあり、あくまでもシーンに適した選曲であることが伺え、作者なりの拘りがここで垣間見ることができる。さらに最終章である3部の伏線にもなっていることにも注目。そもそもこの曲は「是非曲直庁の謎の裁判官(=四季映姫ヤマザナドゥ)」のテーマ曲であると同時に、彼女が登場する作中においても由々しき「ラスボス曲」である。レトスペの作中においても彼女はあらゆるキャラクターに対して暗躍しており、誰よりも幻想抜け異変を見定めている。これだけの要素が揃っていれば、今回の黒幕こそ彼女であるということが伺えるのだが・・・。あまりにも露骨すぎるため、もしかしたらミスリードというのもありえるか。


Next Dream...

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by makky_cys | 2010-09-28 22:00 | Comments(0)