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Makkyのあしたっていまさ!

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てきとーにまったり。主にSTGや東方を中心としたゲーム系雑記だよ。

幻想郷の交響楽団

こんにちわ。Makkyです。

去る5月3日、新宿の東京オペラシティにてコンサートにいってきました。
その名も「幻想郷の交響楽団」
東方Project初のフルオーケストラコンサートがあったのです!

チケットはすでに確保していたので、連れと一緒に会場へ。
当日では、なんと 「レトロスペクティブ東方-雅-コミュ」 でもお世話になっている門松さんと、神隠しさんのお二人と合流・・・!
遠方の方々ゆえ、はじめてお会いすることができ、とても感慨深い1日となりました( ˘ω˘ )
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会場はとても大きく、ホールも大変美しかったです。
このときから既に大きな期待感がよぎります。
開場時点で物販列には大量の人、人、人。
間に合いそうになかったので、全プログラム終了後ゆったりと並ぶことにしました。
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ステージの三階席で息を呑みつつ、その”瞬間(とき)”はやってきました…。
開演!




#1
東方幻想郷より 「Bad Apple!!」

ニコニコ動画内でも「影絵」として認知されるほどの有名曲。
アレンジボーカルではなく、あくまでも原曲重視の編曲とオーケストラだとここまで優雅になるものなのか。
開幕からその「幻想」が垣間見れた気がします。序曲として最高のスタートでした!


#2
東方紅魔郷より
「上海紅茶館~Chinese Tea」
「月時計~ルナダイアル」

続いて東方を知るキッカケにもなった思い入れ深い上海紅茶館が流れる。
編曲はどちらかというと夢違科学世紀アレンジ版寄りの構成。
ヴァイオリン、フルート、ピアノの音色はそのままに、
本来トランペットの部分はホルンとトロンボーンに切り替わり、より大人らしい雰囲気を演出。
午後の紅茶日和のような落ち着いた”時間”が流れていく中、昼下がりから夜のターンに突入。
すると月時計に切り替わっていくではありませんか。メーサク・・・メーサクktkr!!!
メドレーと思いきや、ふたりの曲が混ざり合いひとつの曲として成立していたのに驚き。あ~


#3
東方紅魔郷より「おてんば恋娘」

これまたチルノで有名な楽曲。非常に明るいポップな曲調ですが、オーケストラは凄いですね。
チルノのもつ個体イメージをあえて拭い払って「おてんばな氷の妖精」という路線で奏でていきます。
前半は明るい曲調そのままに、
そんなおてんば娘もいつしか恋をして立派な女性になっていく・・・というストーリー仕立て。
後半は一変してお淑やかで切なく、それでいて健気さと初々しさが交錯したかのような・・・。
アレです、田舎育ちの頃、男みたいな女の子の幼馴染が成人して上京し、
数十年ぶりにあったらめっちゃ美人になってたかのようなアレ。
それを音という旋律だけで語る編曲に大変戦慄しました( ˘ω˘ )
今回のラインナップでは相当お気に入りとなった一曲ですね!


#4
東方紅魔郷より
「U.N.オーエンは彼女なのか?」
「亡き王女の為のセプテット」

もはや王道でしょうか。やってくれました、スカーレット姉妹組曲!
セプテットからでなく、U.N.オーエンからはじまるのがとても良い。凄く良い。
まるでRPGのラスボス曲のような開幕でズンズンと攻めてくるU.N.オーエンからは確かな狂気が見えました。
しかし、よく聴くとそれもあくまでも「遊戯」。妹が「動」ならば、姉は「静」で臨むのです。
まるで、スカーレット流の「遊戯」とはいかなるものかを見本として魅せるレミリアの「遊戯」に誘発されて、
しぶっていたフランドールもいつしか興に乗ってみたかのような。まさに2人の競演であり狂宴。
そんなイメージが垣間見えた渾身の一曲でした。
悔やまれるのは、セプテットの最後にあるピアノソロがなかった程度でしょうか。


#5
東方妖々夢より 「ネクロファンタジア」

これは外せないでしょうね! オーケストラでもうるさいのが実に印象的(笑)
あんまりにも王道すぎるアレンジだったので、一番安心して聴けた曲かもしれません。
転調後もどんどんフレーズを重ねていくのがたまらなく、盛り上がりも最高潮!
ってところであえてテンションを落とし、やっぱり再点火するっていう緩急具合が凄くよかった。


#6
東方妖々夢より
「幽雅に咲かせ、墨染の桜~Border of Life」
「人形裁判~人の形弄びし少女」
「幽霊楽団~Phantom Ensemble」

待ってました、幽々子様。
曲目の流れとしてはU.N.オーエン、セプテット、ネクロファンタジアと続いてなので、ここで幽雅の桜(略称)はもうズルいとしか言いようがありません。しかも曲調がまたズルい。
聴いた瞬間、「あ、大河だ・・・」ってなりましたもん。完全に映画音楽のオープニングのようなアレ。
前者3曲が全体的に「動」だとすれば、こちらは完全に「静」でしたね。セプテットのさらに上を行く「静」でした。
そんな悲壮感タップリの幽雅の桜を聴かせてくれるのかと思うと、アリスの登場。和と洋の融合です。
この人形裁判がまた「重い」、とことん重い! ずっしり響きます。
幽々子とアリス曲のコラボってかなり珍しいのですが、それを同じ重さと静けさで貫く編曲凄い。
そんな風に油断してると、なんと幽霊楽団まで参入。お前この空気でチンドン屋入ってくるとかどんだけ!w
重さをぶっ壊すくらいの軽快さとは裏腹に、「てててて」をはじめ実際のトランペット部分をペッターが吹きあげるぶっ壊れ編曲にさぞ奏者は大変だったでしょうね(笑) 気付いてみればひたすら愉しい曲になってました。幽雅の桜は孤立していても良かったのに(笑)


#7
東方永夜抄より 「少女綺想曲~Dream Battle」

ようやく主人公の登場です。
チルノ曲と同様、ストーリーが垣間見える編曲となっていました。
原曲進行はそのままに、「博麗の巫女とは?」 自分の在り方をふと思いに耽る霊夢の見せない一面。
それでも普段どおりの霊夢と、巫女としての霊夢の二極性。
そんな霊夢と対峙したときの葛藤感とかが表現されていたかのように思えます。
まるでレトスペのクライマックスにピッタリな曲で、シーンと被さって勝手な想像をしてました ヾ(:3ノシヾ)ノシ


#8
東方永夜抄より
「月まで届け、不死の煙」
「恋色マスタースパーク」
「竹取飛翔~Lunatic Princess」

大河二曲目。この不死の煙アレンジは非常に好感持てますね。本当に重い。
妹紅のこれまでの人生も相当重いので、そのイメージが色濃く出た編曲でした。
いつか報われる日が来るのか? その日が来るまで死もない生をただひたすら生き続ける業の少女。
霊夢の次とはいえ、どうみても完全に主役です。本当にありがとうございました。
しかし、油断しているとマスタースパークが入り、竹取飛翔へと続くワケで。
ここはマスタースパーク独立させて、不死の煙と竹取飛翔の組曲にしてほしかった・・・!!
多分、それならここで涙腺吹き飛ばずにすんだのにw 
マスタースパークも竹取飛翔も原曲では相当好きな楽曲ですが、
いささかこの組み合わせは勿体無いなーって思ってしまいました。


#9
東方風神録より 「神々が恋した幻想郷」

ヤバい
この3文字だけで事足りるほどに全プログラム中、最も完成度の高かった楽曲。
今回のオーケストラ、あぁ私はこの曲と出会うためだけに来たのだなと悟ってしまったくらいに素晴らしいアレンジでした。
これは言葉では語り尽くせない。「幻想郷」はここに在ったのだと、真剣に夢心地でした( ˘ω˘ )
元々の原曲が好きとかそういう思い入れ補正とは全く関係ナシで、ただひたすらこの編曲が素晴らしかった。
こればっかりはCD音源とかで欲しいくらいに、これまで出会った東方オーケストラアレンジのなかでも余裕の1位です。
ヤバい。編曲者の深澤さんすげぇな・・・。ハンパねぇな・・・。


#10
東方文花帖より 「風神少女」
東方風神録より
「信仰は儚き人間の為に」
「フォールオブフォール~秋めく滝」

ブン屋のテーマから早苗へ。なるほど・・・これがアヤサナ・・・・・・!
妖怪の山ではなく、あえての風神少女。やっぱり射命丸のテーマはこちらが色濃いんでしょうかね。
つっかかってくる射命丸に、軽く受け流す早苗。そんな感じのイチャイチャ編曲。
どちらも「風」をテーマに奏でられていたように感じます。そういや当日も風ものっそい強かったですね・・・。
フォールオブフォールは全曲中、最も「シューティングゲーム曲をオーケストラで!」というイメージが強くって、
まるで斑鳩のような勇ましさもところどころ垣間見えました。
ステージ道中同じく、滝を上り詰めるような曲調でどんどんテンション上がっていくのは好感。
椛のテーマとしても認識されていますが、あくまでも今回はそんな射命丸と早苗が風に乗ってデートしているかのような道中曲に留まり、邪魔者は一切排除しているかのように見受けられました(笑)


#11
東方地霊殿より
「ハルトマンの妖怪少女」
「霊知の太陽信仰~Nuclear Fusion」
「少女さとり~3rd eye」

永夜抄あたりからそうでしたが、このへんからずっと単体ではなく複数曲をフュージョンさせた編曲に。
ハルトマンにオケで挑戦するとか意欲的すぎて面白かった。
不穏な曲調はそのままに、無意識でありながらしっかり意識させてくれる旋律が耳に残ります。
転調して開花すると共に、お空のターン。太陽信仰はさすがにオケ栄えしますね。
さとりのターンではゴシック調というか、アコースティックなメロディラインのオケに。
3つともバラバラの曲調でしたが、ひとつの曲のなかで地霊殿組曲第一~第三楽章という形で纏まってました。
お燐は犠牲になったのだ・・・。


#12
東方萃夢想より 「砕月」
東方永夜抄より 「千年幻想郷~History of the Moon」
東方花映塚より 「六十年目の東方裁判」
東方風神録より 「ネイティブフェイス」
東方星蓮船より 「感情の摩天楼~Cosmic Mind」

最終楽曲は5タイトルを代表するクライマックス曲を全繋ぎという超豪華仕様・・・!
ただし、いささか急ぎ過ぎたのか、どれもフレーズが使われた程度。
しっかりとした1曲の重みが薄れてしまったのが残念でした。
特に千年幻想郷、六十年目の東方裁判、感情の摩天楼は全て独立した曲にしてフィナーレを飾るくらいが良かったと思う。東方裁判ではあのイントロ部分、感情の摩天楼も処刑イントロ(←)がなかったのが残念。
とはいえこの5曲をキレイにまとめたのはもの凄い編成力なのは間違いなし。
さすがに曲の長さもプログラム中、随一を誇りましたが、その長さを全く感じさせないくらいに聴き入ってました。
永夜抄の部ではなく、千年幻想郷だけを別に最終部に持ってくるのは完全に理解ってる人の仕業ですw


#13
東方緋想天より 「フラワリングナイト」

アンコール曲は咲夜さん再び・・・! そして花映塚でなく、あえての緋想天アレンジ寄りの編曲!
本当の意味で生の咲夜さんが見れたような感動を覚えました。
実際に認知度でもバツグンの人気曲ですし、会場も沸きましたねーw 
アンコール曲はこれ一本だけでしたが、もう1曲!もう1曲だけでも!ってくらいには、
これで終わってしまうには勿体無いほどのコンサートでした・・・!



振り返ってみれば、東方紅魔郷から東方星蓮船(黄昏作品含む)までの何かしらの楽曲が抑えられていた構成となっており、実際には2時間以上にも及ぶコンサートでした。
しかしながら、体感的には1時間も満たないくらいの経過速度で、自分がもっとこの場に居続けたいと思わせてくれる素敵充実時間でした。
色んな出会いも含めて、本当に来て良かった。
全曲目終了後は一般席にしれっと混ざって鑑賞していた神主こと、ZUNさんが壇上へ。
本人の感想はもちろん、今後も第二弾、第三弾とやっていきたい意気込みも・・・!
直接、「紺珠伝までの楽曲はやりたい」と仰っていたので期待していきたいですね。

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他にもまだまだ書きたいことは山ほどあるけど、ひとまずコンサートの感想はここまで!
コメントとかでつっついてくれたら随時レスにて返していきますー! ヾ(:3ノシヾ)ノシ
追記欲しかったら気軽にいってね(笑)



ってなわけで、閉演!!
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by makky_cys | 2016-05-04 17:13 | 東方